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どういったデザインが評価されるのかを知ることは、繁盛する店舗デザインを考えるうえでも重要なポイントです。ここでは、優れた店舗デザインの例として、グッドデザイン賞のグッドデザイン・ベスト100に入選した作品をご紹介します。
国内のデザイン賞のなかでも特に認知度の高いのが、Gマークのシンボルマークでおなじみのグッドデザイン賞です。
意外に思われるかもしれませんが、グッドデザイン賞はデザインの優劣を評価する賞ではありません。デザインの可能性や領域を広げることを目的としており、複雑化する社会において課題の解決や新たなテーマの発見につながるデザインが評価の対象になります。


効率的・高性能が重視されてきたオフィスビルに、「自由・健やか・知的」という新たな価値観を提案する中規模賃貸オフィス。たっぷりと光が差し込む2面開口のオフィスから、緑豊かな植栽が設置されたバルコニーに出ることも可能。窓を開けて自然の光や風、緑を感じることで気分転換もでき、働く人にとって快適な空間を提供しています。
また、多様化する働き方のニーズに応えられるよう、自由な空間設計を楽しめるセミスケルトン仕様にしているのも特徴。最上階に設置されたラウンジやライブラリーは各社が自由に利用でき、新たな交流や知的活動を促す場となっています。


地元民から「がもよん」という愛称で親しまれている、大阪市城東区の蒲生四丁目エリアで始まった古民家再生プロジェクト。築110年の米蔵を本格イタリアンのお店にリノベーションした例をはじめ、空き家となっている老朽化した古民家を飲食店に改装することで地域の活性化を目指しています。
また、店舗同士で情報交換やイベント企画などを行なえる場も設けており、店舗が共に支え合いながらエリアの魅力を押し上げている取り組みも高く評価されました。


別府八湯のひとつである堀田温泉エリアの断層崖上に建つホテル。設計するうえで着目したのが、江戸時代に開かれた歴史ある温泉場にもかかわらず、その歴史を感じさせる建築物が周囲にないこと。そこでこの場所を強く印象づける固有の要素として断層崖地形に目をつけ、山肌の地質に近い赤みを帯びたコンクリート壁を採用。また、なるべくエリアに近い場所で産出・生産された素材を使っており、地域とのつながりや独特の地域性を感じさせるデザインに設計されています。


奄美大島で初となるグッドデザイン金賞を受賞した高級ヴィラリゾート施設。「島の自然と対話する」をコンセプトにしており、一枚ガラスを採用することで、客室から世界自然遺産に登録された奄美の豊かな自然を堪能できるように設計されています。
奄美の自然をすぐ身近に感じられる環境で過ごせ、奄美で暮らしているような特別な島体験を提供。また、一見すると冷たい印象を持たれやすいコンクリート造の建物に、奄美の伝統建築である高倉をイメージした焼杉の天井を組み合わせることで、温かみのある空間に仕上げています。


末期がん患者とその家族のためのホスピスとなる緩和ケア病棟。病院と在宅の中間となる施設を目指し、緩和ケア病棟としての機能を備えながら、家族や友人とゆったりと過ごせる住まいのようなコモン型ホスピスに設計されています。
開放的な回廊型の廊下の各所にソファなどを設置し、読書やおしゃべりなど自宅にいるような思い思いの過ごし方ができる居場所を創出。また、中庭やテラスへは自由に出入りができ、お見舞いに来た子どもの遊ぶ声や光景が病院にはない日常を感じさせる仕掛けづくりに一役買っています。


1952年に設立されたブリヂストン美術館の歴史を継ぐ新たな美術館として、2020年1月に新築されたアーティゾン美術館。縦に層を重ねる6階建ての構成になっており、すべてのエリアにエスカレーターを配してシンプルな動線を確保しています。
アーティゾン美術館の入っているミュージアムタワー京橋は美術館設計を前提として建築された高層ビルで、美術遺産を守るために徹底した防災対策や最新の空調・照明・ITインフラなどの技術を導入。ガラスに囲まれた建築が開放感を演出しており、多くの人に開かれた親しみやすい美術館を表現しています。
一見、事務所の場所は関係ないように見えますが、店舗デザイン会社はともに店舗を繁盛へ導くビジネスパートナーなので、密な連携を取ることが必須となります。
以下のコンテンツでは、各都市に拠点があるデザイン会社から、繁盛をさせるための様々な視点でおすすめのデザイン会社をプレゼンしています。
4人の調査団のプレゼンを見て、共感できるパートナー選定の視点を選んでみてください。
利用客にとって選択肢の多い土壌のためか、飲食や小売などの専門店においては、その地域に有名店ができると、近い業態の店舗が集まって専門店の集積地のような形となることもあります。
このような立地の見分け方、その市場において勝ち抜く戦略を持つ店舗が繁盛につながるのです。
コロナの収束によって、次第に活気を取り戻していくでしょう。古代の文化と現代のカルチャーの両方に魅力を持つ大阪は、地元住民から外国人観光客まで多様なニーズに埋もれています。
そんな中、案外共通しているのは結局「安くてええもん」なのかもしれません…。